健診センターで働く看護師の一日
健診センターでの看護師は、多様な業務を担当します。検査日時の予約受付から、訪れた受診者さんへ対応、問診、身体測定や採血などの検査、医師の補助業務、書類作成など、一日中忙しく働きます。
毎日、大勢の人が訪れるので、テキパキと業務を進めていく必要があります。特に採血は看護師が担当する業務の一つです。血管を見逃さずに確保し、スピーディーに行えるスキルが必要といえるでしょう。
業務内容は職場によって異なりますが、健診センターにおける看護師の一日の仕事は、主に次のよう流れで進められます。
朝は、7時30分から仕事を開始。受診者数や受診内容など必要な情報を確認し、受け入れ準備を行います。
8時から受診を開始します。受診者さんを迎え入れ、受診室に案内し、問診、体重・血圧などの測定、各種検査の説明や採血業務、医師による健診・健診の補助業務などに携わります。
12時からは、昼食のための休憩時間です。
13時に、午後からの業務が再開となります。午前中に引き続き健診・検診業務を行うのが一般的です。
15時30分頃からは、事務作業へと移行します。診査の結果をパソコンに入力してデータ管理を行ったり、必要な書類を作成したりなどのデスクワークを行います。
17時に退勤となります。
また、検診車による巡回業務を行っている場合は、早朝6時30分に出勤して巡回検診に必要な準備を行い、検査会場へ出向くなど、イレギュラーなタイムスケジュールとなることもあります。