転職する際に有利なスキル･資格
｢病棟勤務は夜勤があるからつらい｣｢病院勤務は家庭との両立が難しい｣と、悩んでいませんか？看護師の転職先は病院やクリニックだけではありません。健診センターへ転職するなら、基本的に日勤のみで夜勤がなく、残業もほぼないので家庭と両立ができますし、プライベートを充実させることができます。どんなスキルや資格があると健診センターへの転職に有利なのでしょうか。
健診センターで看護師に求められるスキルの1つは、「採血スキル」です。健診センターでは忙期になると1日に100人以上の採血を行います。採血が得意ならば、スムーズに業務が進みます。とはいえ、回数を重ねていけば慣れていくので、それほど心配ありません。
また、「基本的な看護スキル」も必要です。心電図健診や内視鏡検査、婦人科健診などの検査業務があるため、基本的な看護スキルを身につけている方が転職に有利になるでしょう。検査補助や結果チェックでは臨床での経験や知識が活かせます。
臨床と比較し、事務作業が多い健診センターでの仕事では、「基本的なPC作業スキル」が必要とされます。電子カルテを使用している健診センターは多く、看護師や保健師が入力作業を行います。最低限Word、Excelは使えることが採用の条件にあげられることが少なくありません。
看護師の資格だけでももちろん十分なのですが、特定保健指導などの保健指導業務もあるため、保健師の資格もあると転職に非常に有利になります。保健師になるには、看護師の資格と保健師免許の両方が必要です。